2019年度活動

 
 


 

おてら おやつ クラブからの寄贈


 FBくるめは、この程全国でお寺が組織している「おてら おやつ クラブ」に登録しました。そうしたところ、さっそく食品(お菓子、果物などお供えのおさがりをおすそわけとして)支援がありました。


 2019年4月9日と11日に、それぞれ全国組織の事務局を担う安養寺@奈良県磯城郡田原本町八尾さんと専勝寺@八女市立花町島原から合計7.5kgのお菓子を頂きました。ほとんどが別々のお菓子でしたので、賞味期限別に振り分け、コンテナにまとめて「おてら おやつクラブ」の特設コーナーを作ってみました。


 おてらおやつクラブは2013年5月に大阪市北区で起こった母子餓死事件を契機に活動の構想が持ち上がり、翌2014年に事務局を発足、2017年にNPO法人化された全国約1,000のお寺が加入し、登録団体約400の約9,000人の児童に毎月菓子類を支援しています。(Wikipedia)


 その他、絵本などの古本類の収集・配布、募金、各地での講演会、2017年より児童向けに人形劇・紙芝居を行う「おてらおやつ劇場」などの活動を展開しています。


 その社会的功績が認められて、2016年に浄土宗平和賞、2018年にはグッドデザイン賞を受賞しています。


 支援先団体は、ご活用下さい。

注意:天気予報から5月2日〜3日に変更

2日〜3日

フードバンクくるめ  2019年度総会開催される


 2019年4月27日、FBくるめ定期総会は18名の参加で役員会提案の議案は無事了承されました。

農業体験会・田舎遊び


 十連休のほぼ真ん中の2019年5月2日と3日の1泊2日でうきは市の佐々木農園にて、フードバンクくるめ・安武子ども食堂・みのう農民組合共催の農業体験会+田舎遊び@うきは は、佐々木農園さまの全面的協力で無事終了しました。


 予定より1日順延したおかげで、5月2〜3日は五月晴れ、寒くも暑くも蚊もなく快適な天候で絶好の行楽日和でした。あいにく開花後の低温で梨や桃の生育が遅れたので、予定された袋かけの作業はできませんでしたが、赤ソラマメ、スナップエンドウとキヌサヤエンドウの摘み取り作業を両日わいわいと賑やかに行いました。


 2日の午後は近くの山春小学校の環境の良い広い校庭で、遊具やボール遊びで時間を過ごし、夕刻にははがまのご飯のおにぎりとバーベキュー、大人はアルコールで懇親を深めました。夜は離れで寝袋にくるまり、昼間の疲れでぐっすり。


 翌3日はおにぎり、自家製パン、みそ汁の朝食後、エンドウの摘み取りを行い、昼は切り出した孟宗竹でトイをつくり、流し素麺とスイカ割りを楽しみました。午後、片付けを済ませ現地解散を致しました。


 通算の参加者数は、大人19名、子ども30名の合計49名。大勢で押しかけたうえ、大した農作業の助けどころかお邪魔になりましたが、大人も子どももきっと素晴らしい想い出になったと思います。大家の佐々木督文(まさふみ)さんには一同大変お世話になりました。ありがとうございました。


 次回も企画しますので、その時は是非ご参加下さい。

Eスペースさま、おてらおやつクラブさま、

ポレポレさまからの寄贈


 2019年5月9日に筑後市のEスペースさまから定例のお菓子アラカルト10.4kgを、16日におてらおやつクラブの専勝寺@立花町さまからおさがりのお菓子・飲み物・調味料・そうめん・のり・お茶・とろろ昆布など22kgの寄贈がありました。


 それで、それぞれのコーナーに賞味期限別に3つに分類し、コンテナに入れて陳列しました。支援団体の方々は、ご活用下さい。


 また、5月13日にはポレポレさまから2018年度産の冷凍ソラマメの寄贈がありました。同じくご活用下さい。

もち麦の寄贈


 2019年5月21日、城島町の佐藤さんからもち麦150kgの寄贈がありました。小分けした1kgパックを作りましたので、是非ご活用ください。


 佐藤さんによると、前日から水につけておくと柔らかなもち麦100%のご飯が炊けるそうです。便秘知らずだそうです。

 もちろん、通常白米に1割弱加えても美味しくいただけます。

カロリーメイト30kgの寄贈


 2019年5月30日、聖マリア病院・学院さまから災害備蓄用のカロリーメイト(かるいチョコレート味、賞味期限6月29日)1,200個60kgの寄贈を頂きました。


 このように事業規模・社員職員数が比較的大きな多くの職場では、災害に備えて備蓄食品を用意しているのですが、廃棄が近づいた時の賞味期限前にご連絡いただけると、廃棄せず有効に活用できるのです。


 支援団体さまは賞味期限が1ヶ月弱となりましたので、ご希望数のご連絡の上早めに引取にいらして下さい。



新ジャガイモ1トンの寄贈


 昨年12月に続いて、安武校区にあるJA西部土づくりセンターのほ場でジャガイモ(小振りのメイクイーン)堀りとフードバンクへの搬送を6月1日午前9時から正午まで、大人30人弱と子ども約30名の参加で終了しました。


 途中休憩を挟んで、3時間の活動でした。11時前にソフトクリームの提供を行いました。活動エネルギーの補給で、その後も作業を進め正午には畑のジャガイモはほぼ取り尽くしました。


 冬場と違って気温が高いこの時期に長期保存できなため、希望される団体さまは沢山お持ち帰り下さい。今回はサイズ別に2種類の分別しており、料理を工夫して下さい。



玉ネギ241kgの寄贈


 2019年6月13日と1週間後の20日に、うきは市の内藤さまから玉ネギ90.3+151,5=241.8kgと50kgのジャガイモの寄贈がありました。今年は天候に恵まれて生育がよく豊作だそうです。 知人にもフードバンクを紹介する、と言ってパンフレットをご要望されました。


 内藤さんは2回に分けてわざわざ吉井町から運んできて下さりました。感謝、感謝です。支援先団体の皆さま、是非ご活用下さい。


 20日は大和ハウス久留米支店さまからカロリーメイト120個6kgの寄贈もありました。御礼申し上げます。




明遵寺@八幡東区さまから11kgの寄贈


 2019年6月25日と1八幡東区の明遵寺さまから2度めの食品寄贈がありました。


 お菓子の他、海苔、お茶、フルーツの缶詰めの合計11.3kgを頂きました。今の時期、寄贈品が少なく整理棚群も空きが目立っているのですが、おてらおやつクラブのコーナーは補充が続いておりますので、下の写真のように豊富な食品を用意できております。


 支援団体の皆さまには、節度をもってお引き取りに来て下さい。なお、お米、もち麦、ジャガイモ、玉ネギ、丸永製菓のソフトクリームと白熊、災害備蓄水は豊富なストックがありますので、必要な全量をお渡しできます。

大豆トラストで味噌仕込み、人参の寄贈


 2019年7月7日道の駅「うきは」でみのう農民組合主催の大豆トラストの味噌仕込み作業に呼ばれて参加しました。大豆トラストとは、市民が定額の資金を提供し、農家に大豆生産を委託し、市民は途中枝豆の収穫、大豆の収穫、そして味噌造りに参加し、できた味噌と醤油を受け取る制度です。 収量は年により天候等で左右されますが、都会の人々は田舎での農作業と時々の農産品と安全安心の最終産品を手にすることができます。農民と消費者=市民の絆を強める仕組みです。


 味噌は麦(または米)麹と蒸し潰した大豆と食塩に大豆の煮汁を加え良く捏ねて、昆布を加えた味噌玉をつくり、空気に触れないように大きな樽に詰めて、数ヶ月(白味噌)〜数年(赤味噌)熟成します。福岡方面の方々約40名が参加され、1時間少しで約700kgの味噌の仕込みができました。


 昼食には、私が5月に続いて今回も簡易薪ストーブと羽釜で炊いた大豆のかまど飯を提供いたし、年配者には、お焦げが懐かしいと大好評でした。佐々木農園さんからニンジン28kgの寄贈がありました。城島倉庫には十分な量のジャガイモ、玉ネギ、ニンジンが揃いました。

 

城島事務所に待望のエアコン設置


 2019年7月9日、当フードバンクの城島事務所(2階屋根裏、10畳)に待望のエアコンが設置されました。昨年夏、久留米は猛暑日の数で全国一の44日。2位は日田市の43日、3位は熊本市の41日でトップ3を独占しました。うだるような暑さでのフードバンク活動は、例え週2日午後だけとは言え、高齢者の仲間入りをした身には大きな負担でした。


 2018年度は予算を組んだものの、歳入不足でお流れとなり、中古のコンテナ型冷凍庫の購入に消えました。そこで、今年度の予算案に最優先備品とし30万円の業務用エアコンを計上致しました。久留米市社会福祉協議会の助成金を一部充て、余裕のある三相200Vの動力線を電源とする業務用エアコンを良心的な地元電気屋さんにお願いして、設置されました。設置料込みで28万円でした。


 このエアコンはヒートシンクを採用している省エネ型ですが、自分たちでできる節電策として、窓に断熱シートを全面に貼り付けて、冷房効率をできるだけ高めています。


 ボランティアの皆さま、倉庫は別として、事務所は快適ですので、お寄り下さい。

 

被災スーパーから大量寄贈


 2019年7月21日、久留米も1日300mmを超える豪雨があり、昨年ほど酷くはないものの、浸水被害が市内各所で発生しました。このスーパーは昨年膝下浸水でしたが、今回はくるぶしあたりまで浸水し、一部の食品を廃棄せざるを得ませんでした。


 廃棄するにも、水を大量に含んだ飲料水は廃棄業者は1本1本中身を捨て、容器に分ける作業が膨大で、引き受け手がないため、24日午後今回もフードバンクくるめへの寄贈をスーパー側から依頼されました。急な要請でしたが、翌日の25日午前中には久留米工大学生さんを含む10名弱で、久留米支社か福祉協議会の1トン車をお借りして、軽トラ、自家用車にも満載して城島倉庫まで3往復のピストン輸送を行いました。それらの総量は3〜4トンと推定されます。


 翌27日には、佐賀から2名と就労支援事業を請け負っている事業所から5名のボランティアさんの参加で総勢8名で、袋に入ったままの飲料品をコンテナに分別し、その一部は、銘柄・数量・重量・賞味期限のデータを取りながら、整理棚への移動、配列を行いました。


 急な要請にかかわらず、多くのボランティアさんたちのご協力で、無事全量を入庫できました。


 その結果、支援団体の方々へは、30日からの週から食品提供できるようになりました。

 

有明海漁連から机の寄贈


 2019年8月1日、佐賀県有明海漁業協同組合から中古折りたたみ机9脚の寄贈がありました。作りがしっかりした頑丈な長机です。


 総会、イベント、展示、作業台として活用させていただきます。ありがとうございました。

 

佐々木農園さまから梨の寄贈


 2019年8月5日、みのう農民組合の佐々木農園(うきは市)さまから、今年も大量の甘い梨の寄贈がありました。8ケース総量140kgでした。今年の梨の作柄は、病害虫が少なく晴天が続いたので、良だそうです。


 冷蔵保存しますが、ご希望の団体は、できれば、明後日8日か来週の活動日13日に取りに来て下さい。

ベストアメニティさまから雑穀米の寄贈


 2019年8月10日、度々支援を頂いていますベストアメニティさまから玄米十六雑穀米(250gパック)を541パック寄贈していただきました。


 目安として、米1合にスプーン1杯入れて炊飯するとの記載があります。賞味期限が9月2日と短いので、希望される団体は来週13日と盆明け20,22,27,29日のいずれかの営業日に取りに来て下さい。今回は団体の構成世帯数分お持ち帰り下さい。

佐々木農園さまから2回目と3回目の梨の寄贈


 2019年8月16日、みのう農民組合の佐々木農園(うきは市)さまから、今年度2回目の梨の寄贈がありました。6ケース総量112kgでした。27日には追加の7ケース100kg超えをいただきました。


 冷蔵保存しますが、ご希望の団体は、できれば、29日か9月3か5日に取りに来て下さい。

専勝寺@立花町と明遵寺@八幡東区さまから45kgの寄贈


 2019年お盆明けの8月22日に専勝寺さまから、27日に明遵寺さまから食品寄贈がありました。


 合計45kgものお菓子、海苔、フルーツゼリーのを頂きました。おてらおやつクラブのコーナーは満杯ですので、支援団体の皆さまには、節度をもってお引き取りに来て下さい。


 なお青汁ゼリー、お米、もち麦、ジャガイモ、丸永製菓のソフトクリーム、災害備蓄水は豊富なストックがありますので、必要な全量をお渡しできます。

福岡県フードバンク協議会設立記念シンポジウム


 2019年8月30日、福岡県フードバンク協議会(FFBK)設立記念シンポジウムが博多サンヒルズホテルにて開催され、参加してきました。福岡県は、全国に先駆け、2016年から環境対策の一環として食品ロスの削減に取組み、同時に福祉に活用するという政策を掲げ、傘下の公益法人リサイクル総合研究事業化センター=リ総研を通じて、県内のフードバンク活動の推進と連携を進めてきました。この点は高く評価できます。


 この4月にエフコープの強力な支援を受けて、FFBKの設立に漕ぎ着け、バーコードを使ってのフードバンク特有の食品の在庫管理、具体的には食品データの管理・追跡システムを数千万円かけて福岡のソフト開発会社に依頼して現在作成中で、来年度から試験運用される運びになっております。これが導入されると、在庫状況が県内どこからでも一目瞭然となり、食品の融通、トレーサビリティが容易になります。事務作業も軽減されることになります。


 シンポジウムでは、高山FFBK理事長のあいさつに続き、基調講演として全国フードバンク推進協議会の事務局長=米山広明氏が「国内フードバンクの課題と福岡県フードバンク推進協議会への期待」と題してスピーチがありました。全国には100を超えるフードバンクがここ5年くらいで急増していますが、食品取扱総量は横ばいで、各フードバンクの取扱量は減少しているとのことです。食品提供が進まない理由は、認知度の問題、衛生面・事故への疑念など種々考えられるが対策として、この4月からの優遇税制=フードバンクへの寄贈が損金算入されるようになったことと、5月に成立した食品ロス削減推進法に基づく国への具体的な施策提言を行い実効性の高いものとするとのことです。福岡県の先進的な取組は、注目に値する先駆例となることを期待していると述べました。


 せっかくの機会でしたので、浦川は米山氏と名刺交換し、フードバンクへの不動産寄贈への課税が活動を阻害している現状を話し、フードバンクの持続性を担保する施策として社会福祉法人並みの税制を提言することをお願いし、了解を得ました。


 現在食品寄贈して下さっている冷凍ケーキの五洋食品産業さんとピエトロさんを加えたパネルディスカッションでは、食品寄贈のメリットを話されました。福岡県のフードバンク全部の年間取扱総量は200トンにも及ばず、全国でも6,000トンに届きません。この量は全食品廃棄量643万トンの0.06%に過ぎないため、いくら企業が食品ロス削減に取り組んでもフードバンクへの寄贈量は十分にあると言います。


 国内フードバンク活動の課題として、行政との連携、寄贈食品の不足、インフラ面と財源の不足がありますが、どれも克服できない課題ですので、連携を取りながら県内で、全国で一歩一歩進めて行くことだと痛感しました。


災害ボランティア・センターへの食品支援


 28日の豪雨被害のためのボランティアセンターが本日立ち上がりました。それで、フードバンクくるめも先月同様にドリンク等の食品支援を行いました。


 今回は、多種類のドリンク200本以上、冷やした梨20kg、ソフトクリーム60個、青汁ゼリー約30kgを提供させていただきました。


 私も2年前の朝倉支援にボランティア参加した経験がありますので、作業の途中で飲むドリンクと作業後の3時過ぎに災害支援センターに戻った時に、冷たいタオルや飲み物、お菓子をいただけた時は、疲れも吹っ飛んだ経験があります。きっと喜んでいただけると思います。

泰仙寺@瀬高町さまから大量寄贈


 9月10日、おてらおやつクラブに新規に加入された泰仙寺(瀬高町)さまから、お米、お菓子、飲み物、そうめん、かぼちゃなど48kgもの寄贈がありました。


 おかげで、おてらおやつクラブ・コーナーのコンテナ群はてんこ盛り状態になりました。ありがとうございました。

コープさが さん寄贈食品類の分別と引渡


 9月14日、豪雨被害で配送できなかったコープさがさんの食品類の大量提供を受けました。


 事前の予定日より早まった関係で、支援団体への連絡が不十分でかつ混乱を避けるため、1団体あたり4名以下と制限しましたが、それでも50名を超える参加がありました。


 予定通り9時半にエフコープ久留米支所さんから配送車2台に満載した食品類が到着し、常温食品、冷凍食品、日用雑貨の3部門に分け、常温品と雑貨は更にコンテナを開封して種類別に分けました。冷凍食品は取り敢えず自前のクーラーボックスに移し替え、多数の保冷剤を入れました。


 目の色が変わった皆さんの「ご健闘」の成果で、これらの作業を1時間強で終え、10:40からまず常温品と雑貨から節度を持って自由に引取を始め、一品もなくなった後、クーラーボックスに入れられた様々種類の冷凍食品(肉、魚、餃子、野菜・・・)。それも11時には「完売」状態になりました。

のぼり旗など貸し出し準備OK


 今年度(2019)の久留米市の絆づくり補助金の申請は、『見えるフードバンク活動』というテーマで、のぼり旗3種類(「フードバンクくるめ」40枚、「フードドライブ実施中」60枚、「子ども食堂・地域食堂開催中」40枚、それにポール10x7=70本、8ℓ注水台40個、16ℓ注水台20個を発注してきました。


 のぼり旗が9月26日に到着しましたので、支援団体に中長期の貸し出しを始めます。見える活動として、積極的にご活用下さい。貸出期間中はその団体の責任で適切な管理をして下さい。


 9月末から10月初めにかけて、増税前に集中発注したスタッフ・ジャンパーとベストが続々と到着しました。ジャンパーは、Mサイズが10枚とXLサイズが10枚の合計20枚のウインドブレーカーです。添付写真のように、前後に黒でロゴを入れた蛍光グリーンです。ベストも2サイズです。


 FBくるめの幟旗、ベスト、ジャンパーとも緑系をベースにしております。また、城島中町から分かりやすいように。倉庫の前の県道に営業中のサインのため、幟旗を取り付ける工夫をしました。


 これらに合わせて、軽量アルミ製折りたたみ椅子15脚と大小の折りたたみアルミ製テーブル6台の貸し出しが可能となりました。各イベント等でのご活用の程宜しくお願い致します。

 

日生協から冷凍肉・魚の寄贈


 12月10日2名で、エフコープをはじめ全国の生協組織の連合体である日本生活協同組合連合会(日生協)さまから、この4月に発足した福岡県フードバンク協議会のコーディネートとエフコープさんのご協力で、185kgもの冷凍食品がエフコープ久留米支所@宮ノ陣に入庫したものを引取に行きました。城島倉庫&事務所に入庫後、さっそく支援先団体に提供を始めました。


 内容は、若鶏の唐揚げ・照焼・竜田揚げ、サワラの塩麹焼、ししゃものミリン乾し焼きなどです。いずれも電子レンジやオーブンで再加熱するだけの調理済みの食品で、賞味期限が1〜2月のものです。解凍後直ぐに活用できるので、クリスマス会、新年会等でご活用下さい。


安武子ども食堂から冷凍餅の寄贈


 12月21日年末恒例の安武校区子ども土曜塾・子ども食堂の餅つきがありました。合計40kgモチ米を半分杵つきで半分を餅つき機でついて、丸餅にしました。前半の20kgは子ども達も参加してついたり、丸めました。それらは、フードバンク提供の冷凍唐揚げ・竜田揚げ、サワラの塩麹焼、サラダ、ほうれん草の和え物それに雑煮かぜんざいの昼食でいただきました。


 後半20kgは大人だけで丸めて、少し冷やして冷凍餅にしました。他の子ども食堂や生活困窮家庭へのプレゼントして、これら冷凍餅26kgの寄贈がありました。年末年始で、冷凍餅をご要望の団体さんはお申出下さい。

フードバンクさが からの寄贈


 2020年1月14日、フードバンクさがさんから16箱、82kg、800食もの災害食(アルファー化米)の寄贈がありました。フードバンクさがは昨年3月に我々の支援を受けて設立され、この間フードバンクくるめから何度か食品の支援を行ってきましたが、今回本格的な相互支援の関係になりました。佐賀県には多くの食品製造工場があり、両者の密接な提携でそれらの企業さんから食品寄贈を受けることができるようにしたいと思っております。


 今回のアルファー米は、昨年度久留米市から寄贈されたアルファ米と同じように多くは味付きです。内訳は白がゆ200、えびピラフ250、わかめごはん100、梅がゆ100、チキンライス50、ドライカレー50、赤飯50です。


 ただし賞味期限が1月末となっており、特に支援を必要とする団体さんを中心に今月中に配布をしております。希望する団体はメールもしくは下記に電話のご連絡を下さい。

地元農家Tさまからカリブロの寄贈


 2月6日地元農家のTさまからコンテナ3個分のカリブロ30.3kgのご提供がありました。


 「(城島倉庫&事務所前を)よく通るのでフードバンクくるめの存在を知っておりましたが、今回初めて提供致します。葉物も時々提供できます。」


 ご希望の団体は13日までにご連絡と受取下さい。

第41回 久留米市ボランティア・フェスティバル


 2020年2月16日 久留米市ボランティアフェスティバルがシティプラザで開催されました。


 当日はあいにく朝からの雨天で出足が少なかったのですが、高校生・大学生のボランティアさんと実行委員会(ボランティア連絡協議会、久留米市社会福祉協議会、その他)のメンバーの奮闘で盛会のうちに終えました。


 フードバンクくるめは、安武子ども食堂を支える安武住民との共働で展示室のバザーコーナーにてフードバンクくるめが半数以上の食材提供した特製弁当300円を250個用意し販売しました。あと少しで完売までは至りませんでしたが、予約を含め238個の弁当を販売できました。多種類のおかずで「おいしかった」と評判になりました。


 フードバンクくるめのパンフレット配布とフードドライブを行いました。まだまだ一般市民にはフードドライブに馴染みがないことと当日の雨で寄贈された食品は5.1kgでしたが、展示の機会がある時には地道に継続して行くつもりです。


 会場となったシティプラザは、とても使いづらく2階に展示室、4階中会議室に学生企画の体験コーナー、5階大会議室でトークショーと子ども食堂を含む「おたがいさまのまちづくり」、ずっと離れて3階の久留米座での演奏・パフォーマンス・抽選会に分散せざるを得ませんでした。駐車料金も1日で800円でした。年間維持費が5億円のこの高価な建物に、川向こうの長門石にある久留米市社会福祉協議会を移転すれば、賑わいのあるまちづくりに生かせると思います(私案)。

全国一斉臨時休校中の子ども食堂活動のまとめ


2020年2月27日夕方、唐突な政府の全国一斉臨時休校要請が発表され、早い自治体は3月2日から、久留米市は1週間遅れの9日から24日の終業式、さらに春休み期間一斉休校となりました。フードバンクくるめが支援している子ども食堂15団体の大半はその間活動休止を余儀なくされましたが、3つの子ども食堂は、小学生の子ども達のため、9〜25日の平日毎日弁当を無料で30食を提供し続けた宮ノ陣子ども食堂、小規模な「くるめっ子」食堂(城島)、そして浦川代表の地元の安武子ども食堂が例外的に活動をしています。


安武子ども食堂は、2017年12月から土曜日に月2回のペースで2020年2月末までに通算89回開催されてきました。浦川仮代表は40年近くウイルスや免疫を研究してきた元研究者で、筑後地方に新型コロナウイルス感染者が一人も発表されない段階で、子ども達や親たちに多大の負担を強いる一斉休校と混雑が予想される学童保育所の在り方に疑問を持ち、これまで培ってきた地域コミュニティの絆を活かして、安全対策を講じたうえ、共働きや片親家庭の児童に居場所と学習指導と昼食の提供を提唱し、同意を得ました。コミュニティセンターが直前になって使用禁止になったため、安武小学校の校長と教育委員会の了承を得て、安武小学校の隣り合わせになっている家庭科室、被服室、視聴覚室、和室を使って支援が始まりました。


3月25日までの平日11日間毎日居場所・学習指導・子ども食堂を開催し、通算100回目となりました。感染防止策として具体的には、要望のあった55名の子ども達を学年縦断的に6グループに分け、グループ間で距離を置き、グループ行動をさせました。毎朝受付では、赤外線体温計で検温(口腔内もしくは額)し、体調を聞き個人別カードに記載し、頻回の手洗いと手指のアルコール消毒を徹底しました。また、窓を常時開け、通気性を保ちました。


学習指導は、退職教員、大学生などが担当し、食事は地域のシニアとPTAのお母さん方の組み合わせで、他の子ども食堂が休止しているため、大量の食品をフードバンクから支給され、地域の農家からもサラダ菜、カリフラワー、ホウレンソウ、小松菜などが寄せられ、連日「豪華な」子ども達から給食と呼ばれる昼食が用意され、腹一杯食べさせることができました。


赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支える緊急支援活動助成金」9万円が決定したので、3月26日から春休み期間中は、毎日50食のおにぎり弁当を平日毎日提供しています(通算7日間)。また、食材等の一部は
を活用しました。

この間、NHKなどテレビ3社、新聞3社の取材を受け、放映・報道されました。


安武子ども食堂の給食・子ども弁当提供のまとめ


 この間の取組をまとめてみました。

1.子どもの居場所・学習指導・給食提供@安武小学校(11日間)

    子どもの累計:381人(平均:33.6人)

    大人の累計: 192人(平均:11.1人)

    学校関係者:  52人(平均:14.7人)

    その他:   11人(平均:1.0人)

    11日間の合計:859人


2.子ども弁当提供@直売所そらまめ(7日間)

    子どもの累計:223人分(平均:31.9人分)

    大人の累計: 70人分(平均:10.0人分)

    7日間の合計:293人分


3.全支援期間中(18日間)--- 弁当は1人1食として計算

    子どもの累計:604人(平均:33.6人)

    大人の累計: 192人(平均:10.7人)

    その他:   63人

    7日間の合計:859人