2020年度活動

 
 

個別生活困窮家庭増加への対策強化


新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、大量の非正規労働者・パート労働者・自営業者など収入の激減・失業が起こりつつあります。フードバンクくるめは主に団体やグループに食品支援を行ってきましたが、今年度は特に個別生活困窮家庭への支援強化を図ります。


 その一つとして各自治体の社会福祉協議会と生活自立支援センター窓口に、緊急に食品支援が必要な家庭だと職員が判断されると、その場で1週間程度の食品を手渡しできるように、フードセットを準備し始めました。まず、久留米市の社会福祉協議会から始めました。(2020.4.2)


 その後、広川町、筑後市、柳川市、吉野ヶ里町の社会福祉協議会さんに拡大しています。2020年末までに150を超えるセットを提供してきました。

コープ冷凍食品とラーメンスープ大量入庫


 2020年4月21日、福岡県フードバンク連絡協議会を通じて、全生協さまから若鶏の唐揚げ、のり巻きチキン、竜田揚げ、チキンミニステーキを330kg戴きました。


 冷凍庫が8割方埋まりましたので、支援団体さんはなるべく早く引取にきて下さい。


 また、食物繊維入り炭酸水、それに有名店のラーメンスープ約2万食分も入庫しました。是非活用して下さい。

久留米大学生への支援開始


 2020年5月14日午前11時から、フードバンクくるめと久留米大学学生部との協働で、日頃は地域のイベントや久留米市ボランティア・フェスティバルに学生ボランティアとして支援してくれている学生さんが コロナ禍でアルバイト先からの収入の激減、帰省しようにもできなくて困窮していると聞き、食品支援を毎週木曜日に行うことになりました。


 困っていることが「恥」だとか「世間体を気にする」という日本の悪しき風習で、呼びかけても来ないのでは、と危惧していましたが、当日予想人数の10倍以上300名もの方が集まったそうです。最後は配布する食材も尽きたそうです。


 この経緯は西日本新聞さんが取材をして下さったので、ご紹介します。この食品支援は、経済活動と学校が再開され、収入が望めるようになるまで、少なくとも数ヶ月間は継続することになります。14日午後にも次週用の食品を城島倉庫で積み込みました。


 日頃より食品寄贈をして下さっている食品関連企業・団体さま、それに家庭で眠っている食品のご提供をお願い致します。


 

久留米大学生への支援 第2回目


 2020年5月21日午前11時前から、第2回目の困窮学生への食品支援を行いました。前回予想外の300名を超える学生さんが集まって、差し上げる食品不足で全員に十分な量を提供できなかったという反省から、今回は相当量の食品を用意しました。


 先週の第1回目を西日本新聞さんが報道して下さったおかげで、食品提供がフードバンクくるめだけではなく、星野村・福岡・みやき町・同大学教職員などから続々と提供され、野菜・レトルト食品・パスタに加え、なんと みやき町さんからは地ビール(みやき町産の大麦とホップが原材料、二十歳以上限定)までもが提供されて、品目・品数とも多種多量になりました。


 午前10時頃から学生課の職員さん10名弱でテント3張り机上に食品を並べ、準備が始まりました。10時半には既に列ができ始め、間隔を取って並んだため、10:50amの配布開始にはアリーナを一周する以上の列になっておりました。


 お米1.5kgから受取始め、パスタ、レトルト、野菜(ブロッコリー、ミニトマト、キャベツ、玉ネギ)、つけ汁、飲み物、お菓子、二十歳以上にはビールが振る舞われ、1時間でほぼ配り終えました。学生さんは品数の多さに驚きの声を上げ、「とっても助かる」と口々に申しておりました。


 この取組は、大学が再開され、通常の生活に戻るまで毎週木曜日11時から正午過ぎまで、少なくとも6〜7月まで継続することになっております。ご支援の程、宜しくお願い致します。

久留米大学生への支援 第5回目


 2020年11日の梅雨入り降雨で1日順延された久留米大学生への第5回目の食品支援の配布が12日(金)に行われました。


 会場は、本格的な梅雨入りと日差しによる熱中症予防のため、久留米大学御井学舎のアリーナ北側玄関テラスに移動し、学生さん達は並木道の日陰に並ぶように変更されました。この日もRKBほか2社のテレビクルーの取材が入っておりました。


 今回の食品提供団体は、我々のほか、グリーンコープ、ナナイロプリズム福岡、おとうふ屋凛、ワーカーズコープ、教職員有志でした。お米、ジャガイモと玉ネギセット、袋ラーメン、福岡県の出先から頂いた備蓄用サバとイワシの缶詰、キムチ味のつけ汁、キットカット、オレンジジュースなどでした。


 学生さん達は10時半から列が伸び始め、11時前10分から配布が始まり、1時間後の11時半には250名弱の学生さん達に配布を終えました。今回は最後の人まで、つけ汁約100ケース、缶詰約1,000個、キットカットを十分な量で渡すことができました。皆喜んで受け取って帰りました。

城島倉庫が豪雨被害を受ける


 2020年7月7日、前日からの梅雨末期の豪雨で城島倉庫が被災しました。


 午後2時倉庫の水深は最深部で40cm高い部分も含めほぼ全床面に浸水しました。今夜にかけて更に大雨が降りそうなので、浸水被害が大きくなっている可能性もあります。


 パレットに積んでいた食品の一部が水に浸かり、明日から廃棄処分をしなければなりません。三潴〜城島地域は一面の湖となっており、床下・床上浸水被害が広範に予測されます。


 久留米市社会福祉協議会もボランティアセンターを立ち上げることになると思いますが、フードバンクくるめの復旧に皆さまのお力をお願い申し上げます。

城島倉庫が豪雨被害を受ける(続)


 7月8日午後になって有明海の干潮に伴い筑後川の水位が下がって花牟礼川からの排水で一気に浸水が引き、午後4時までには完全に倉庫の水はなくなりました。丸一日の浸水でした。


 ただ、泥水だったので、床面は泥が薄く被った状態で後片付けが大変になると思います。しかも、水道水がないため、洗い流せないのが心配です。


 最小限の被害として、食品の一部を廃棄しなければなりません。また、機材の被害は、体重計2台、掃除機2台だけです。冷凍庫・冷蔵庫は水害に備えて嵩上げしていたので、何とか大丈夫でした。唯一玄米保冷庫は庫内に数センチ浸水がありましたが、、昨日玄米などを整理棚に移していたので、米の被害がなく、溜まった1cmぐらいの水を掃き出し、アルコール消毒をして避難していた玄米等を庫内に戻して電源を入れました。


 明日9日、Fコープさんから頂いた昨日配送できなかった多量の冷蔵品の寄贈を久留米大学生支援と母子家庭グループに配布する予定なので、汚れた大型クールボックスを自宅に持ち帰り、高圧洗浄機で洗って乾燥させました。

Fコープ冷蔵・冷凍食品の大学生支援と倉庫清掃開始


 7月9日は、8日の豪雨・氾濫で配送できなかった消費期限の関係で配布を急ぐ必要のある冷蔵品の発泡ケース256個(推定重量640kg)の支所での受取と同時に、倉庫を介さずに、直接9回目の久留米大学生への食品支援と母子家庭グループ支援を行いました。


 そのまま久留米大学御井アリーナの配布会場に運搬し、直後の11時から配布の開始を致しました。内容は、肉、卵、豆腐、納豆、種々の野菜と果物、生麺、漬物、ハム、ソーセージ、わらび餅、ヨーグルトなど多種多様でした。目移りするほどの数と量です。いつもより少なめかと思われたのですが、続々と列が延びてこの日も200名を超えました。母子家庭の2団体・グループにも多量の支援が出来ました。冷凍食品の搬送には、コープの発泡スチロール箱と大型クーラーボックスの他、今回赤い羽根共同募金からの緊急助成金
で購入した折りたたみ保冷ボックスが使用されました。


 翌週7月17日金曜日はFコープ久留米支所さんから冷凍食品約150kgを頂き、そのまま10回目の久留米大学生支援に回しました。肉類やレトルト食品、冷凍野菜など多彩であっと言う間に全量はけました。


 フードバンクくるめと久留米大学学生課による大学生支援の協働プロジェクトは7月29日木曜日の第12回配布会をもって終了しました。累計学生数は2,683名(1回あたりの平均224名)でした。


 9日の同日午後2時からは、雨の中、吉野ヶ里町の社協さんが用意してくれた0.8トンタンク2基とガソリンエンジンの強力高圧洗浄機で14名もの参加者で、床にへばりついた泥や砂を掻き出しました。一部の浸水した食品の廃棄のための仕分けにも手をつけました。

 

倉庫清掃(その2)


  7月7〜8日の城島倉庫の浸水被害を受けて、9日には吉野ヶ里町社会福祉協議会からの清掃支援に続き、11日土曜日は柳川市社会福祉協議会から10名もの清掃支援が入りました。


 朝9時から午後3時半までの間、整理陳列棚の移動、ゴミ出し、残り3割の床面の高圧洗浄、保冷箱とコンテナの高圧洗浄の作業を手伝って戴きました。


 これら一連の清掃作業で倉庫は以前より綺麗になり、来週からの通常業務に対応できるようになりました。関係者には、心より御礼申し上げます。

食品寄贈と寄付金 続々


 7月末までの今年度、善意の寄付・カンパが続々と寄せられました。今年度分は、既に90万円を超えました。コロナ禍で生活困窮者が増える一方で、寄贈者さまの善意には感謝・感謝の連続です。


 7月下旬の主な食品等の寄贈を下に列挙致します。


7/23        Nさん@うきは市        ジャガイモ 84kg

7/29        佐々木農園@うきは市    桃・梨 60kg

7/30        福岡安全センター㈱        Tシャツ他 多数

8/3         菅原農園@産山            トマト、トウモロコシ、キューリ 17kg

8/4        久留米市社会福祉協議会    Tシャツ、次亜塩素水、手洗い用液体石鹸 多数

大量の梨と精米の寄贈


 8月7日、みのう農民組合の佐々木農園さんから16コンテナの278kgもの梨の2回目の寄贈がありました。お盆を前にみずみずしい果物を皆さまに届けられます。


 現在、城島倉庫の冷蔵庫の容量に余裕がないため、うきは市からの帰路、宮ノ陣子ども食堂、母子家庭団体、安武子ども食堂に立寄り、城島倉庫でも佐賀関連の団体へ直ぐさま配布しました。残り約100kgは冷蔵庫内に収まりました。


 支援先団体の皆さまは、来週火曜日11日に受取に来て下さい。お盆の13日木曜日は臨時休業です。ご注意下さい。


 また、久留米市社会福祉協議会経由でJAさまから精米180kgの寄贈がありました。添付写真のように、玄米保冷庫には夏越しのチョコレート菓子も入れていますが、ほぼ満杯になっております。十分な量の配布が可能です。

エフコープさんから冷蔵食品の大量寄贈


 9月10日急遽決まった台風10号で配送できなかったエフコープさん提供の冷凍食品の受取が11日午前中にエフコープ太宰府支所でなされ、12時過ぎから城島倉庫で分別され、パントリーが午後2時〜3時に行われました。約10団体の30名ほどが参加していただきました。


 今回は、冷蔵食品として、牛乳、ヨーグルト類、卵、豆腐、納豆がメインで、肉や肉製品や野菜は余り多くありませんでした。果実はありませんでした。(ただし、梨は在庫がありますし、14日の週に100kg以上の追加を予定しています。)


 この緊急冷蔵食品パントリーには、提供して下さったエフコープさまを始め、福岡県フードバンク協議会、当会のメンバー、ワゴン車を貸与して下さった江頭モータースさん、ドライバーさんなど多くの団体、個人のご協力があって平日ながら実現できました。お礼申し上げます。

九州大谷短大への食料支援


 5〜7月の久留米大学学生への食品支援に続き、筑後市社会福祉協議会さんとの協働で昨日9月23日に筑後市赤坂にある九州大谷短期大学(学生数300数十人)への食品支援が始まりました。


 大学は14日の週から対面授業が始まったとのことで、多くの学生さんは大学に戻って授業を受けていますが、アルバイト収入の激減で生活困窮にあると聞いております。担当する学生支援課としては今回初めての試みで、久留米大学学生課に電話でノウハウを聞いたそうです。


 今回提供した食品は、米、味噌、イワシの缶詰、中華麺、ラーメンスープ、ジャガイモ、梨、ハチミツ、それに炭酸入浴剤です。事前に100名位とお聞きしていたので、100数十名分を用意しました。米、中華麺、ラーメンスープ、ジャガイモ、梨は学生さんも参加してもらって小分け袋詰めをしました。


 学生さん達は何が始まるか興味津々で、配布前15分には大騒ぎで、長い列ができました。開始直前には学生支援課から転売や学生以外への譲渡禁止など地位事項がハンドマイクで伝えられ最後に「分かりましたか?」と聞くと、一斉に大きな声で「ハイ」と返事が返ってきたのに一同大笑い。両手一杯とまではなりませんでしたが、学生さんは大喜びで受け取ってくれました。講義時間の関係で午後4時20分からの配布と、遅れて6時からの2度に分けての配布になりましたが、前半だけでも96名の参加がありました。第2回は10月7日水曜日でした。


 1回以上食品支援を受けた学生さんの総数は170名とのご報告を受けました。

食品の大量入庫継続


 2020年9月末から10月はじめにかけて、食品の大量入庫が連続しました。


 9月24日木曜日、福岡県フードバンク協議会の仲介で、福岡ソフトバンクホークスさまから「お父さん」シリーズのラベルが付いた食品(非売品のカレー5,600食1.2トン、プリッツ100ケース250kgほか)を積んだ4トン車で搬入して頂きました。その一部は、直ぐにフードバンク大牟田さんに融通しました。


 10月1日木曜日には、新米に切り替わる時期のため、白石町の大規模農家のN農園とS農産有限会社さまから34袋の玄米の寄贈がありました。総量約1トンになります。さっそく一部を精米して支援団体さんに配布を開始しました。学生支援にもってこいです。


 同じ日、福岡県フードバンク協議会の仲介で筑後市にある福岡県筑後農林事務所さまから長期保存備蓄食品の缶入りパン1,728缶、総量288kgの寄贈を受けました。賞味期限が12月15日ですので、希望する団体さんは取りに来て下さい。


 昨日の10月2日金曜日には、同じく福岡県フードバンク協議会の仲介により台風10号の襲来でエフコープさんが7日に配達できなかった大量の常温食品を提供して下さりました。カゴ車40台分でしたので、我々自前の自動車では到底運びきれないため、約半分はエフコープ久留米支所の尾畑所長さんの計らいで、トラック2杯分を宮ノ陣から城島倉庫まで輸送に協力して下さいました。また吉野ヶ里町社会福祉協議会さまには、送迎用大型バンのご協力もいただき、無事全量搬入することができました。総勢7名で約5時間かけて約100アイテム、3.6トン強の寄贈食品の品目別数量・重量の計測し、賞味期限の確認後、仕分けを行いました。


 おかげで、倉庫の常温食品専用棚の上まで溢れんばかりの段ボール箱で埋まり、一部は平積みしました。そのため現在城島倉庫&事務所は、食品で溢れている状態です。フードバンクとして、何だか「金持ち」になった気分です。ご協力下さった各位にお礼申し上げます。これで一層の支援に弾みが付きます。

久留米工業大学 学生さんへの支援


 今年度コロナ禍での3校目、市内では第2校目の大学、久留米工業大学の学生さんへの食品支援第1回目が、同校の学生課との協働で昨日11月17日に行われました。


 その前の週11月12日に学生さん5名と学生課の担当者の方が大型のマイクロバス(?)でお見えになり、米200kg、乾麺、味噌、梅干し、お菓子等の食品を積み込みました。


 1回目のパントリーでは総勢114名の学生さんが並んで、喜んで受け取ってもらいました、とのご報告を頂きました。12月23日の第2回目のパントリーで109名の学生さんに提供しました。


 年明け2月の3回目のパントリーにも食品提供致しました。98名の学生さんに食品を提供しました。これをもって終了させてもらいました。3回の延べ人数は321名でした。

ろうきんNPO助成を活用した倉庫の長寿命化工事 完了


 築40数年になる城島倉庫&事務所は、機能を維持するために毎年手入れをしております。特に経年劣化が著しい出入口の7m幅の大型シャッターは、200Vの動力線でモーターを駆動して巻き上げていますが、台風による破損の懸念と時折巻き上げの不具合が発生するようになり、シャッターを開閉できなくなる可能性が出てきました。


 そこで今回、コロナ禍で多額の寄付金が寄せられたこともあって、今年度予算に上がっていませんが、思い切って緊急に出入口の工事と一部の梁の補強工事を良心的な大久保鉄工所(安武町)に改修工事をお願いし、年末までに完成しました。経費は47万円でした。うち40万円は「ろうきんNPO補助」を活用させて頂きました。このHPを通じて、お礼を申し上げます。


 これまで年数回、台風の直撃ごとに、シャッターの裏面に縦3本と横1本の思い鉄柱をフォークリフトで補強してもらっておりましたが、フォークリフトが無くなったため今年から人力でせざるを得なくなりました。しかも、とても重いので大人4人位必要です。それと、巻き上げモーターからの動力が時々空回りするようになったため、最悪倉庫を閉鎖できなくなる可能性が高くなってきました。


 そこで、出入口の幅を7mからもとのシャッターを半分切り取り、4トン車も通過できるように3.5mに半減させ、補強の鉄柱を残したシャッターに溶接してもらいました。開閉部には軽く動かせるスライド式の扉を新たに設置しました。


 それに加えて、雨水の浸入で北東部のスレート天井の梁に腐食が目立ったため、補強用に2本の梁を追加してもらいました。


 12月26日には、もう一つの懸念案件であった数ヶ所の雨漏りの修理を完了しました。

上村農園さまから野菜260kgの寄贈


 コロナ禍2年目の2021年が始まったばかりの1月15日にみのう農民組合加盟の上村農園さまからほり立て野菜(ジャガイモ132kg、長ネギ107kg、ゴボウ20kg)の寄贈がありました。

 先週までの寒波がうそのように暖かな(16℃)晴れの日に、朝倉まで車2台3名で引取に参りました。


 城島倉庫に入庫後、さっそくひとり親家庭支援団体ウマウから引取に来てもらいました。翌16日は安武子ども食堂の子ども弁当の具材に活用され、子ども弁当57個ができあがりました。年末年始の寒さで甘味が増した新鮮野菜のご寄贈に感謝です。

佐々木農園さまらから野菜388kgの寄贈


 先月に続き2021年2月7日にみのう農民組合の佐々木農園@うきは市さまからも冬野菜の寄贈がありました。この時期の野菜は冷え込みが強いため、凍結防止のため植物が葉や茎と根に糖分を蓄積して甘味を増して美味しいのです。

 今回は長ネギ17kg、大根75kg、大カブ39kg、人参52kg、カツオ菜4kgの合計186kgです。


 この他、小郡市のMさまからは年末に人参、カリフラワー、大根、キャベツ28kg、1月に36kgの寄贈がありました。


 地元三潴町のSさんからは1月と2月に4回に分けて大根166kgの寄贈がありました。

長期貸与の冷凍庫3台と玄米保冷庫の入庫


 今年度は、想定をはるかに超えたコロナ禍で生活困窮世帯が激増している関係で、彼ら/彼女らを支援しようと個人募金と補助金を沢山いただきました。


 補助金として、西日本シティ銀行さまからは、(一社)福岡県フードバンク協議会を通じて、子どものための支援として助成金60万円をいただき、10年間の長期貸し出し制度を作って、既に7台の縦型冷凍庫を購入し、子ども食堂とひとり親家庭グループと団体に貸出しています。


 この長期貸出制度は、なるべく長く子ども達の支援を継続して欲しいためで、10年間の長期貸出しとそれ以降は所有権がその団体に移行する制度です。その間の電気代はその団体が負担しますが、 故障はフードバンクくるめが面倒見ます。もし貸与を受けた団体が途中で活動停止や解散した場合は、フードバンクくるめに返却してもらいます。


 この度追加分として3台の容量153ℓの縦型引出し式冷凍庫が入庫しました。ご希望の団体は早めに申し出て下さい。1台はすでに決まっています。残り2台です。


 フードバンク支援に熱心な福岡県は、今年度急遽30万円までの新規設備費等の補助金を募集していました。それで、玄米保冷庫の追加として城島倉庫の電力に余裕のある200V3相の動力線に対応した玄米保冷庫26.8万円の購入を応募したところ、満額認められて今日3月13日に倉庫に設置されました。これで、合計玄米1.6トンや沢山の野菜の保管が可能になりました。ちなみに城島倉庫の電気代は、冬場が2万円台、夏場が3万円台の年間30数万円ほどかかっております。