2021年度活動

 
 

2021年度も大量入庫


 コロナ禍2年目の2021年度も,新年度から続々と食品寄贈が寄せられています。ご支援ありがとうございます。


 安武子ども食堂では、これらの食材を活用して,コロナ禍でも月2回の子ども弁当と食品配布を行っております。

 

久留米北ロータリークラブさま    新ジャガイモ    120kg

JA全農ふれくんさま                   サニーレタス    30箱

日本アクセスさま                       冷凍焼餃子     540パック

みのう農民組合さま                    キャベツ          73kg

オカフーズさま                          冷凍アジ塩麹焼 400パック 260kg

緑の農園@糸島さま                    つまんでご卵    1,920個

菅原農園@南関さま                    トマト            38kg

㈱キョーワさま                           ナタデココ1号缶 720缶 2.5トン

ゆめマートさま                フードドライブでアラカルト食品  45kg


ブロッコリーとホウレン草畑で収穫


 5月25日久留米市社協から急な連絡で、北野町の農業法人㈱リングランサさまのブロッコリーとホウレン草圃場で収穫・持ち帰りのありがたいお申し出がありました。

 5月15日に例年より3週間も前に梅雨入りしたため、農作業が遅れたようで、明日の大雨で残りの野菜を鋤き込むとのことです。それで、急遽 宮ノ陣子ども食堂、ポレポレ、ウマウ、久留米市社協、それにFBくるめからのボランティア達による収穫が行われました。総勢10数名ほどが集まり、26日午前曇り空で気温も20℃少しの好条件下で収穫を行いました。


 その結果、FBくるめ関係全体で約200kgのブロッコリーと8kgのホウレン草を収穫して、それぞれが持ち帰りました。その日のうちに42kgをFBさがさんにも提供しました。

雪印メグミルク㈱さまからLLミルク大量寄贈


 6月21日(月)雪印メグミルク㈱さまから寄贈された大量のLL牛乳「北海道」を引取、分配、入庫しました。

 あまり馴染みがないですが、LL牛乳とはロングライフ・ミルクのことで、通常の要冷蔵の牛乳は、120~130℃、1~3秒間殺菌しますが、LL 牛乳は130~150℃、1~3秒間で完全滅菌します。光と酸素を通さない紙とアルミ箔の2層構造のパッケージに無菌充填しますので、常温保存可能です。ただし、開封後は通常のミルクと同様に要冷蔵です。

 国内最大生産地の北海道産のミルクは輸送に日数がかかりすぎるため、入荷の高い生乳として流通されず、大半はチーズ、クリーム、バターなどの加工用乳ですが、一部はLLミルクとして長期常温保存可能なため、主に業務用として生産流通されているようです。

 今回は、雪印メグミルクさまから福岡県フードバンク協議会経由で寄贈の申し出があり、当フードバンクはもったいない精神で500ケース(業務用1ℓ12個入)総量5.6トンものミルクを福岡工場まで出かけて受領しました。ミルクは比重が水より重いので、支援先の5団体にも声をかけ車と人を出してもらい、トラック2台、キャラバン1台、ワゴン車・軽など合計9台、12名で受取、運搬しました。支援先団体には積載した分をそのまま持ち帰ってもらうことにし、約半分を城島倉庫に入庫しました。

 賞味期限が1ヶ月弱の7月8日ですので、それまでに希望する団体は希望数をお知らせ下さったうえで、倉庫で引取して下さい。賞味期限が数ヶ月過ぎようが品質にまったく問題はありません。北海道の大地で生産されたミルクですので、廃棄されるより、皆さんの胃袋に入れてあげて下さい。また、倉庫には1kg入小麦粉も多数ありますので、お菓子を作るなり、ヨーグルトを作るなり活用して下さい。

福岡ソフトバンク・ホークスさまから大量寄贈


 6月29日、福岡県フードバンク協議会を通じて、福岡ソフトバンク・ホークスさんからの寄贈です。昨年の大量の「父さんカレー」に引き続き食べ物ではないのですが、「お父さん」マグカップ、ふてにゃんマグカップ、「お父さん」クッション、それにふてにゃんクッションが各約500個ずつ入庫しました。


 非売品でファンへのプレゼント用品らしいのですが、レア品で熱狂的なファンが欲しがる物かも知れません。食品ではなりませんが、メルカリなどを通じての転売も予想されます。それで、この商品に関しても「転売禁止」を強く呼びかけ、希望者・希望団体へ提供したいと思います。受取時は所属団体名・受取人名・それぞれの個数・総数を必ず記帳してもらうことにしております。


 FBくるめとしては、長期間場所を占拠するのは避けたいため、数ヶ月以内に提供を完了したいと思いますので、ご連絡下さい。なくなり次第、提供は終了します。

花王さまから衛生用品の大量寄贈


 7月1日木曜日、福岡県フードバンク協議会の仲介で、先週のホークスグッズに引き続いて花王さまから以下3種類の衛生用品が寄贈されました。


1.ハイターと詰め替えセット 100ケース(600セット, 1,200本) 600kg

2.クイックルJoan 除菌スプレー 100ケース(1,200本) 610kg

3.あとラクミスト キッチン洗剤 100ケース(1,200本) 640kg


 以上合計1.85トンもの重量でした。これは、幅広く活用してもらいたいので、支援団体さんは必要量+アルファをお持ち帰り下さい。


 これも大量にお渡しできますが、転売を防止したいので、引渡時の記録を残したいと思います。ご協力下さい。

みのう農民組合さまからの大量寄贈


 8月10日火曜日、みのう農民組合の佐々木さんから今が旬の沢山の以下の果物・野菜を頂きました。

    白桃: 65.5kg

    プラム: 35.4kg

    梨: 54.6kg

    人参:54.3kg

    ゴーヤ: 8.5kg

    ナス: 8.2kg

 合計 226.5kgでした。


 さっそく子ども食堂やひとり親家庭団体・グループに配分しました。 みのう農民組合の皆さまには、いつも新鮮な農産物を提供して下さり、感謝致します。

上下水道整備工事 完了


 7月末、入口の改修工事と共に開設以来の懸案事項であった城島倉庫&事務所に上下水道、水洗トイレが完備しました。


 昨年個人募金が100万円を越したことから、この度、発足以来の懸案事項であった上下水道の整備を110万円かけて行いました。仮設トイレは常設の水洗トイレになり、今まで自宅に持って帰って高圧洗浄していたコンテナなどの洗い場と倉庫内にも高圧洗浄できるように蛇口を取り付け、2回の事務所の流しまで水道と排水管を延長しました。


 不要になった仮設トイレは、毎年柿の収穫体験会にご協力下さっている相原農園さんの柿畑に設置するため、8月10日に搬出致しました。


 これより毎月約5,000円の水光熱費が加算されますが、何とかやり繰りしてゆきたいと思います。また、戸外のトイレには直射日光が当たらないよう、今後屋根をかけるようにしたいと思います。

8月の記録的大雨で城島倉庫またも浸水被害


 恐らくお盆の中日の8月14日土曜日、西日本と東日本に8月としては記録的な降雨をもたらした停滞前線による大雨で、倉庫のある城島地区はまたも冠水に見舞われました。

 今回は昨年7月の冠水より15〜20cmほど水位が低く、早く引いたようで緊急警報から一夜経った15日朝に見に行った時は、既に引いていました。

 予め水害を予想していたものの、想像以上だったのでガッカリでした。一部の備蓄水が浸かりましたが、冷凍庫、冷蔵庫、玄米保冷庫など機器は予めブロックやパレットの上に嵩上げしていたので、無事でした。


 17日の定例活動日に清掃をします。

浸水被害を受けたスーパーから大量食品寄贈


 市内にあるスーパーも今回も店内でくるぶしを超える浸水被害が発生し、大量の食品廃棄する事態が生じました。2018年と2019年の梅雨末期の大雨で被災して、その時も一部をフードバンクに寄贈して下さりました。今回は廃棄業者に委ねる物と、まだ衛生上十分食用に使用できる食品を私たちフードバンクくるめのために、搬出に便利なように段ボール箱入のままカゴ車約30台に山積みしてして分別して下さっておりました。


 8月16日朝9時過ぎに店長さんからの電話を受けて、大急ぎで人と車を手配し、ひとり親家庭団体ウマウさん、ボランティア連絡協議会の理事達、久留米市と吉野ヶ里町社会福祉協議会の皆さんら約20名のご協力を得て、降りしきる雨の中、スーパーさんからの搬出と城島倉庫までの約12kmをピストン輸送し、午後3時過ぎに無事城島倉庫に全量入庫致しました。忙しい中移送に参加して下さった皆さまに感謝致します。


 入庫後約2週間かけて、食品リスト(メーカー名、品名、数量、賞味期限)を作り、分別棚に陳列しました。

 その結果、総量が4,464kg、320アイテムでした。種類別では、水・飲料品2,424kg、菓子類689kg、麺類とレトルト食品773kg、調味料他578kgでした。

 スタッフと協力者さま、本当にご苦労さまでした。

冷凍コープ・ブルーベリー大量入庫


 8月23日月曜日、福岡県フードバンク協議会経由でコープの冷凍ブルーベリー200g入、1,200パックをエフコープ久留米支所で受取、入庫しました。総量は240kgです。


 冷凍食品ですので、衛生学上、賞味期限は無視して結構です。ただし、-20℃位では氷の結晶が成長して、脱水を起こしますので、数ヶ月を目途にお使い下さい。解凍してそのままヨーグルトのトッピングにする、フルーツケーキに入れる、ジャムを作るなど工夫して活用して下さい。


 障がい者施設などでの商品(クッキー、パンなど)製造には数10kg単位でお渡しします。早めに申し出下さい。

光回線開通と防犯テレビカメラ導入


 城島倉庫のある城島町は、久留米市内でもケーブルテレビが優先され光回線が敷設されていなかった数少ない区域でしたが、この9月にようやく光回線の幹線が敷設されました。


 そこで、それまで使ってきた20年以上前の低速のADSL、そして次に中速のホームWi-Fiから、4年半前のFBくるめ設立時に導入できなかった光回線を昨日=12月14日に導入工事が完了し、常時接続の高速大容量インターネット環境がようやく整いました。


 それで、常時接続の防犯テレビカメラを翌15日出入口に設置しました。設立当時に設置し、それから2年目に故障した電池式防犯カメラの替わりに、今回Amazonで1万円ちょっとの常時監視できる防犯テレビカメラを購入し、設置しました。付属の太陽光パネルで内部のリチウム電池を充電できます。近頃の防犯ビデオカメラは、手ごろで進化しています。


 ネットを介してどこでもスマホでリアルタイムに見ることができ、「熱感のある人体と動物を検知した場合は、すぐにスナップショットや音声付きの録画を撮影し、内部のSDカードに記録し、スマホにアラートを送信します。また、先端的なIR-CUTセンサーが搭載されて、夜間の時は自動的に周囲の光の変化に応じて、スマートに夜間の白黒モードを切り替え、そのため昼でも夜でも最適な撮影効果が得られます。また、この屋外用の監視カメラ内部に4つの波長850nmの赤外線LEDライトを配置し、普通の赤外線ライトより寿命を長く保ち、放熱性が良く、光がより均一になります。200万画質の鮮明な映像が撮影できるだけでなく、視野角140°のレンズを搭載し、撮影範囲がワイドになり防犯力をアップしました!」そうです。

子ども食堂と子どもの居場所支援のための

長期貸し出し縦型冷凍庫5台追加購入


 あるスーパーさんからの寄付金を原資に2020年度から始めた、子ども食堂と子どもの居場所支援のための長期貸し出し用縦型冷凍庫(容量:約150ℓ)10台を全て貸し出したため、2022年2月3日に追加購入分5台が入庫しました。


 この制度は、FBくるめが子ども食堂と子どもの居場所に長期間活動を継続してもらいたいために新設したものです。これらの支援先団体に冷凍食品を沢山提供しようにも、保管場所が無くて受け取って活用できない課題を解決するため、10年間の長期貸し出し制度を新設しました。この制度の要旨は次のようになっています。


  1. 1.縦型冷凍庫(約150ℓ)を10年間貸し出しします。10年を過ぎれば、その団体の所有とします。

  2. 2.その間の電気代は、支援先団体の負担とします。

  3. 3.その間、故障した場合は、FBくるめが修理致します。

  4. 4.10年間以内で団体が解散したり、冷凍庫が不要になった場合は、FBくるめに返還します。

  5. 5.10年間以内で冷凍庫を勝手に処分した場合、同等品もしくは代金を返還します。

ゆめマート3店舗さまからの

フードドライブ食品


 2021年4月より、ゆめマートの3店舗(筑後店・柳川店・うきは店)さまが店内にフードドライブ・コーナーを設置して、お客さん向けの店内放送でも時折『フードドライブにご協力を』のアナウンスを行って、継続的なフードドライブ活動に取り組んで下さっております。


 フードバンクくるめが受領した3店舗の合計重量でも、4〜6月は45kg、7月21kg、8月28kg、9月99kg、10月69kg、11月71kg、12月131kg、1月129kg、2月86kgと次第に定着しているように思えます。フードドライブは、手軽にできるおすそ分けです。提供される種類もさまざまで、城島倉庫のフードドライブ・コーナーに陳列し、個別世帯への支援等に大いに役立っております。

けんちん汁と豚汁の1号缶多数入庫

食事を提供する支援団体に特化して配布します


  3月29日にストックベースさんの紹介で西尾食品さんご寄贈の災対食「安心缶」1号缶(約3kg、15人前)のけんちん汁(300缶)と豚汁(144缶)が多数入庫しました。全部で444缶、1.5トンでした。


 賞味期限が1年半以上あるため、ここ数年九州では豪雨被害が各地で起こっておりますので、主に災害備蓄として当面(2022年秋まで)保管します。


 ただし、現在食事を提供している団体のみに限定して、災害にかかわらず提供致します。缶詰ですが、新鮮な野菜を追加して少し煮込めば、美味しいそうです。該当する団体は申し出下さい。