2025年度活動

 
 

玉ネギ収穫体験会(1)の報告


 5月31日土曜日、大木町にある福岡県農林業総合試験場筑後分場さんの好意と玉ネギ収穫には絶好の天気で、晴れの割には乾いた北風の影響で、爽やかに玉ネギの収穫作業を終えることができました。


 参加者は予想を超えて、受付け名簿番号の60以上(多分60数名)。名簿の名前と年齢から推測すると、女性40・男性20、子ども35・大人25、31世帯でした。近頃の子どもの名前だけでは性別が判定できない場合もありましたが、大きな違いはないと思います。地域別では、久留米以外に、小郡、吉野ヶ里、上峰、大牟田など周辺からも参加してくれました。


 開始予定の午後1時には大半の方が集まり、私から説明・注意事項など伝達しました。試験場の計らいで、担当者:山口さんをつけてもらい、庁舎も一部開放してトイレが使えるようにして下さりました。


 丁度大半の玉ネギの葉が倒れて、ちょうど良い収穫時期になっており、地面も乾いていたため、泥付きは最小限でした。今回長期保存ができるように、乾燥のため、葉を付けたまま玉ネギを引き抜き、数えやすいように一列に並べてもらうようにしました。その後、大勢が一斉に作業に入り、和気あいあいと、僅か1時間もしないうちに指定された区画全部の引き抜きが終わりました。


 一列ずつ個数を数え合計1,930個でした。試しに横並びの30個の計量したところ、ランダムに3ヵ所から抜き取ったものは、それぞれ20.5kg、17.3kg、20.0kgだったので、30個の平均の重さを約19kgと推定し、収穫総量は葉付きで1,222kgとなりました。大玉が多かったです。


 全量が推定できましたので、1家族当たり横並びの30個=コンテナ山盛りをお土産として持ち帰り、残りを主にフードバンク、それに大口の支援団体2団体に配分しました。城島倉庫への運搬には、私の車では約400kgの玉ネギが乗らないため、試験場の軽トラをお借りして山口さんの運転で搬入しました。


 参加の皆さんには、玉ネギの他、レタス、天下一品、小ネギ、飲物、子ども達にはお菓子もお土産を差し上げました。そうして午後2時半には無事終了しました。

JAふくれん さまから大量レタス寄贈


  昨年来の米の高騰に加え、寒冬でキャベツ、白菜など葉物野菜の高騰が重なり、購買をためらった方が多いと思います。4月中旬以降は天候回復で気温も上がり、逆に豊作そして値崩れ防止の需給調整がレタスで行われることになりました。それで今回、JAさんから福岡県フードバンク協議会を通じて大量のグリーンレタスの寄贈の申し出がありました。


 当会は昨日4月24日10時JAくるめ園芸センターにて、希望する団体による現地受取・配布を行いました。合計190ケース1.1トンものレタスを受け取りました。一部は、城島倉庫に持ち帰り、気温が高いため保管せず、現地受取ができなかった団体も含め全量を配分しました。


 当初28日も予定しておりましたが、間隔が短いこと、受取時間が午後に変更されたことやゴールデンウィークに突入で多くの団体の活動が一時停止するため、この日の受取は中止しました。


 しかし、この先好天がしばらく続くため、おそらく連休後も生産調整が継続するだろうとのことで、5月7日以降にも寄贈があるとの情報がありました。その場合、改めて希望数をご連絡致しますので、支援先への配布体制を計画しておいて下さい。

「くるめすたいる」紙に掲載される


 ご当地新聞(フリーペーパー)の「くるめすたいる」の2025年4月号にNPO法人フードバンクくるめの記事が掲載されました。

玉ネギ収穫体験会(2)の報告


 6月6日金曜日午後1時半から、福岡県農林業総合試験場筑後分場さんのご好意で2回目の玉ネギ収穫体験会を行いました。今回は、圃場面積も前回の1/4程度で多くの収量が期待できなかったし、平日午後だったので、宮ノ陣子ども食堂さんと障がい者支援しせつのポレポレさんだけに限定し、実施しました。


 2団体15名で1時間程の作業で、葉付きの状態で総量439kg、855玉でした。今回の収量分は、上記の2団体に引き取ってもらいました。

フードバンク協力証 2企業に


 福岡県と一般社団法人福岡県フードバンク協議会FFBKは、継続的に県内のフードバンクに食品を寄贈して下さる県内の企業と団体に対して「フードバンク協力証」を発行しています。


 県とFFBKは、加盟各フードバンクからの推薦を受けて、その実績を審査したうえでこのフードバンク協力証を発行する手順になっております。


 今回、当会からの推薦を受けて、審査の後、5月14日に株式会社フランソア久留米工場さんと6月12日に株式会社日本アクセス福岡南物流センターさんに フードバンク協力証をお渡しすることができました。