2023年度活動

 
 
 
 

大量の新玉ネギ入庫


 4月18日に、これまでも頻繁に試験栽培の野菜を提供して下さる福岡県農林総合試験場筑後支場(大木町)さまから、今回は新玉ネギ530kgとナス17.7kgをいただきました。


 4名で久留米市社会福祉協議会からお借りしたトラック1台とメンバーのワゴン1台、それにフードバンクちくほうさんから1名の全部で5名で現地で受取作業を行いました。


 今回は量が多かったのと新玉ネギは水分が多いので傷みやすいため、長く倉庫に保管できないことから、福岡県フードバンク協議会の仲介で近隣のフードバンクに声をかけていただきました。その結果、「フードバンクちくほう」さんと「ふれあいフードバンク飯塚」さん、それにフードバンクさがさんに300kg程を提供することにしました。


 「フードバンクちくほう」さんと「ふれあいフードバンク飯塚」さんは比較的最近設立されたフードバンクで、これからは近隣のフードバンクとして付き合って行きたいと思います。

続々多量入庫


 4月21日、過去大量のLL牛乳やマーガリンとチーズなど乳製品を提供して下さった雪印メグミルクさまから2種類のピザソースとスキムミルクの寄贈がありました。


 冷蔵ピザソースは、いずれも賞味期限が連休明けということで、急遽福岡の冷蔵倉庫に出向いて半量を受け取り、残り半量は、冷蔵小型トラックで搬入してくれました。


① 100gのピザソースが20個入が56ケース(1,120個)、賞味期限:2023.5.6

② 200gの12種野菜入ピザソース24個入が78ケース(1,882個)、賞味期限:2023.5.7

③ 毎日骨太スキムミルク(スティック7本入が12小箱入)が60ケース(720小箱)、賞味期限:2023.5.20


 ピザソースは賞味期限が短いのですが、冷凍すれば長期間保存できます。いろいろな料理のトマト味に使えますので、重宝すると思います。


 4月27日、福岡県フードバンク協議会経由で昨年から冷凍あげを多量寄贈して下さっているオーケー食品さまから、新たに2種類のあげの提供がありました。


① 冷凍あげ——20ケース、ただし1ケースに200枚入で小分けされていませんので、食事提供団体に提供します。みそ汁以外に煮物や焼き物に多量に使って下さい。

② 冷凍味付あげ——26ケース、1ケースに60枚入12パック(72枚入)、小分けされているので個別世帯や食事提供団体に提供します。

 

みのう農民組合 書記長・農民組合福岡県連合会 会長

佐々木 督文(まさふみ)さま逝去


 フードバンクくるめ設立以来強力な支援者の一人として、頻回、季節の果物と野菜を寄贈して下さったうえ、毎年11月の恒例行事となった柿収穫体験会@うきはを合計10回もコーディネートして下さった みのう農民組合の佐々木督文さま(享年67歳)は懸命の治療も空しく、5月12日に逝去されました。

 突然の親友であり同志の訃報を受け、残念でなりません。

 彼は、低農薬で最高の果物や米・野菜を作るだけではなく、食に窮している人々に優しく手を差し伸べることを当たり前のこととして、私たちのフードバンクへの支援を惜しむことはありませんでした。

 また、米従属の戦後農政の間違いに対し、もの言う農民として、産直運動や家族農業をベースにアグロエコロジーの実践と普及に力を注いでこられました。

 あと10年、私=浦川と共にフードバンクの基礎作りと発展に共に歩んで行けるものと思っていただけに、大きな喪失感は言い表せません。

 故人の生前のフードバンクへの多大なご支援に感謝を申し上げ、ご冥福をお祈りします。

7.10 豪雨被害で配達不能になったFコープ

久留米支所さまから大量の冷蔵食品の寄贈と配布会


 7月10日、毎年のよう起きる筑後川中上流で浸水害がありました。今回も突然のことでしたが、翌日11日午前10時に久留米支所に集まってくれたのは、久留米市社協のワゴン車などスタップや支援団体からの10台余り、総勢10数名で悠々と1回の搬送できました。


 保冷箱数は約500個、搬送以上に手間がかかったのは、分別作業でした。累計約20人で3時間ほどかけて分別しました。やっぱり一番多かったのは牛乳類、次いで野菜果物、卵、ヨーグルト類、豆腐・納豆、飲み物、、、、加工肉類、肉類、、、。といった感じでした。推計重量は2トンです。


 午後2時半から、30分遅れで15団体の方々がピックアップして持ち帰り始めました。肉類はあっという間に、そして午後4時過ぎには8割方なくなり、残りを一部明後日の活動日用に冷蔵保管し、その残りを近接町のひとり親フードパントリー用に搬送してあげました。


 この暑さの中での作業は、高齢者には大変でしたが、スムーズに無事終えたことに、関係者一同感謝致します。こうして毎年のように起きる浸水害直後の緊急配布は、過去にも何回も経験しているので、慣れてしまいました。


 今回も、城島倉庫では一部浸水が発生しました。しかし、影響は殆どありませんでした。

7.10 豪雨災害ボランティア支援


 7月10日の北部九州、特に筑後地方の豪雨被害は、久留米市はもちろん周辺自治体に土石流、浸水被害を起こしました。


 久留米市社協では、災害ボランティアセンターを立ち上げ、猛暑の中、連日ボランティア派遣を行ってきました。久留米市社協のFaceBookには、


7月23日(日)は33件のニーズに対し280人のボランティアのみなさんが活動しました。

十分な熱中症対策を行いながら安全に作業を行いました。大変お疲れさまでした。今後の活動につきまして、ボランティアへの登録がまだまだ少ない状況が続いております。』


 フードバンクくるめはこの間2度に分けて飲料を中心に500kg以上の食品支援を行ってきました。同時に、久留米市ボランティア連絡協議会が呼びかけている未使用タオルの収集にも協力をしてきました。


 加えて、NPO法人フードバンクくるめは、プレハブ冷凍庫に関して、先日効率が高いインバーター式冷凍機への更新で、製氷能力が増して、毎回30kg程度は必要な氷を社協の東部ボランティアセンター(ふれあい農業公園)での久留米市ボランティア連絡協議会(ボラ連:浦川豊彦会長)が行った氷冷タオル手渡し支援に提供しました。

 ボラ連は、8/14,8/20,9/3,9/9の猛暑日の4日間、キンキンに冷えた濡れタオルを猛暑の中で土砂の掻き出し作業でぐったりと疲れ切ったボランティアたちに渡しました。皆さん好評で、「生き返る」「気持ち良い〜」など感嘆の声が聞かれました。

9/5と9/7に臨時食品等配布会


 コープ九州さまから台風等で配送できなかった食品と日用品の寄贈があり、9月5日と7日の両日に城島倉庫にて配布会を実施します。支援団体は、下のチラシの要領を十分理解した上で、参加して下さい。

9/5と9/7に臨時食品等配布会終了


 コープ九州さまから台風等で配送できなかった食品と日用品の寄贈があり、9月5日と7日の両日に城島倉庫にて配布会が開催されました。

 5日に12団体、7日に11団体が参加され、20数人に一斉に多量の食品等のトラックからの搬出・開封・分別作業に熱暑の中で汗を流していただきました。とてもスタッフだけでは対応できない量を短時間で対処できたことに感謝いたします。


 5日の食品総量は2.5トン、衛生用品40kgでした。12団体が持ち帰った食品総量は557kgだったの大半は残っております。

 7日は11団体が持ち帰った食品総量は373kg、非食品総量は178kgでした。

 残った食品等の計量によって、2回のまとめができました。

2023.9.22 黒棒名門多量入庫


 久留米を代表とする菓子の一つに、クロボー製菓の看板商品「黒棒名門」(12本/袋)があります。知人でもある岡田社長は今回もフードバンクに多量(1ケース10袋入を85ケース、221kg)寄贈して下さりました。賞味期限は11月末ですが、悪しき1/3ルールで問屋に卸せなくなったからです。

 当NPO法人は連絡を受けると、直ぐに荒木町にある本社工場に出向いて受取り、城島倉庫に入庫致しました。

 当商品は、材料にこだわり、九州産の小麦粉と黒糖を用い、機械ではまねられない微妙な作業である糖蜜付けを今も手作業にこだわり続けており、栄養のある本物の菓子です。


 支援団体には、十分な量がありますのですが、なるべく早めに受取に来て下さい。

2023.12.5 美酢パイナップル 多量入庫


福岡県フードバンク協議会さんの仲介で、韓国産のCJフーズさまからの美酢(ミチョ)パイナップル900ml入が大量入庫しました。ツーンとくる酢酸味が抑えられた甘い希釈タイプで3〜5倍程度炭酸水・水・焼酎などで割ることができます。100%果汁から製造された健康飲料として人気があります。1ケース12本入13kgで313ケース、3,744本(約4トン)が入庫しました。


 賞味期限が1月11日なので配布に1ヶ月ほどしかありません。今回は短期間に生活困窮家庭だけに配布すのは事実上無理なので、健康に活動して欲しい意味で、日頃から汗を流して下さる支援者さまにもおすそ分けしたいと思います。


 酢はこれ以上腐ることはありませんので、賞味期限が過ぎても半年から1年程度は十分飲用可です。年始は1月9日からの活動なので、できる限り12月中に配布を終えたいと思います。

2023.12.11 JAくるめさんからレタス多量寄贈


 本日12月11日、福岡県フードバンク協議会の仲介で、JAくるめさまから、JAくるめ園芸流通センターにて、地元産のサニーレタス(1ケース15玉、4kg超)200ケースを寄贈して頂きました。


 大口の団体には、現地で直接配布を行い、合意書を結んでいない団体にも配布できる久留米市社協さんに70ケース、城島倉庫用に60ケース持ち帰りました。12月は気温が低いとは言え、今日も倉庫内は16℃もありましたので、冷蔵庫に入りきれなかった大半は、室温保存です。


 そのため、レタスの受取を希望される団体は、できる限り明日12日火曜日に受取に来て下さい。一応、14日木曜日まで保管しますが、葉物のため今週中には配布を完了したいと思います。連絡を予め入れてくれると、確実に確保できるでしょう。

2023.12.19 大量のクリスマスプレゼントと

葉付き大根の入庫


 12月19日、沢山のクリスマスプレゼントと大量の大根の寄贈がありました。


 今年度から熱心に企業の社会的責任としてフードライブに取り組んで下さっている第一生命久留米支社の皆さんが、通常のフードドライブに加えて、今回は子ども達向けに多種類のプレゼントも収集して下さいました。100点を超えの総量13.8kgで、中には手づくりの物もあり、提供者さまの温かさが伝わってきます。


 これらはひとり親家庭のグループに提供し、クリスマス会でビンゴの賞品として活用してもらいます。


 それと、大木町社協さまから畑からとりたての葉付き大根、50本以上143kgを寄贈して頂きました。ご活用下さい。


 先日、カバヤの豆乳仕立てのソイ・デ・ショコラの追加も福岡県フードバンク協議会経由で入庫しましたので、これもご活用下さい。

2024.2.7開催 FB福岡のシンポジウム案内


 フードバンク福岡主催のフードバンク関連シンポジウムの案内が届きました。沢山の経験や取組が報告されると思います。興味のある方は、個々人で参加申込をお願い致します。

雪印メグミルクさまから多量 さけるチーズ寄贈


 雪印メグミルクさまから好評の「さけるチーズ」コンソメ味(2本入,50g)の緊急の多量入庫が2月26日にありました。1ケース36個入で286ケース、総量10,296個です。


 賞味期限が3月1日と短かったのですが、多くの団体にメーリングリストで呼びかけたところ26日当日と翌定期活動日の27日大半を配布でき、29日に残りを全量配布できました。


 おかげさまで短期間でしたが、16団体と1フードバンク、それに4社協に提供することができました。